より効率的かつ経済的に牛乳を生産をするために、乳牛の飼養規模の多頭化が益々進んで来ています。
これは入念な記録の保管と、選択的育種及び人工授精による牛群の改良を伴う高度に組織化された経営です。
乾乳牛(牛乳を生産していない乳牛)は、大部分の時間、放牧地で飼育されますが、牛群の大部分は、フリーストールまたはスタンチョン(繋ぎ飼い)牛舎に収容され、放牧地へは全く出されないかまたは制限されています。
牛舎には分娩ストール及び子牛用ペンがあります。これらの分娩ストールやペンの床敷に糞尿が染み込むと、ハエにとっては絶好の繁殖場所となります。
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| 子牛用ペンの飼料槽の下の糞尿が、ハエの繁殖し易い場所です。 |
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子牛用ストールの湿った床敷がハエの繁殖し易い場所です。
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子牛用ハッチの湿った床敷がハエの繁殖し易い場所です。
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最近は子牛用ハッチ(すなわち戸外に置かれた個体別の子牛用の小さい小屋)の利用が増えてきました。ハッチの中及びその周辺の床敷と糞尿は、ハエにとっては十分な繁殖場所となります。
分娩用(初生子牛含む)施設及び子牛用ハッチの他に、フリーストール牛舎でハエが問題となる場所は以下の通りです。
1.運動場
2.給餌場(乾草やサイレージなどの飼料槽、給水器周辺)
3.搾乳室(パーラー)
4.舗装または非舗装用地
堆肥場(糞尿を貯蔵して置く施設)の対策も必要です。
スタンチョン(繋ぎ飼い)牛舎では、搾乳牛は、自由に動き回らずに、大部分の時間を、牛舎の個々の金属製のスタンチョン(仕切り棒)に鎖(くさり)で首を繋がれたまま過ごしています。スタンチョン(繋ぎ飼い)牛舎では、飼料及び飲料水は各スタンチョンの前で与えられます。糞尿除去には、バーンクリーナー(排水溝がありチェーンで頻繁に糞尿の掻き出し排水が行える)が利用されています。
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