分娩から肥育牛の仕上げまでを含む一貫生産の肉牛経営では、子牛は繁殖候補雌牛の必要性及び販売条件に応じて様々な期間飼育されます。
子牛は牧草と乾草、穀物と牧草またはコーンサイレージのいずれかの飼料で飼育され、ホルスタイン種の子牛の場合には270~380 kgの体重になるまで十分な期間飼育されます(約6ヶ月)。これは育成期間と呼ばれ、この後、子牛は大きさのほどよく揃ったグループに集められ、肥育農場に売却されます。
また、和牛子牛の場合にはもう少し長い期間(8~10ヶ月間)飼育され、体重260~290 kgにして肥育農場に売却されます。
肥育農場では肉牛の仕上げが行われます。つまり、サイレージとタンパク質飼料添加物の給餌により市場販売できる出荷体重まで飼育されます。言い換えれば、仕上げは穀物と牧草によって行われます。
肥育農場での肉牛の仕上げは非常に高密度の畜産施設で行われます。
肉牛は戸外のペンで血統別、年齢別、性別及び体重別に分類され、飼料と水が与えられます。
多数のペンが一箇所に集められて一つの肥育農場として経営されますので、多量に堆積した糞尿、雨、給水器からこぼれた水、飼料槽の周りにしばしばこぼれた高栄養飼料が、ハエの繁殖にとって理想的な環境を作り出します。
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| 牛が踏めない牛舎の端(はし)の湿った所がハエの繁殖し易い場所です。 |
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| 肥育農場で流水が流れ込む低い所がハエの繁殖し易い場所です。 |
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| 飼料槽のコンクリートの張り出し部分の縁(へり)がハエの繁殖し易い場所です。 |
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主にハエの繁殖が問題となる場所は、飼料槽の下の糞尿とこぼれた飼料が混ざった場所及び水や糞尿が流れ込む低い場所です。
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| フェンス(囲い柵)の周りの基部に堆積した糞尿がハエの繁殖し易い場所です。 |
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| 肥育農場内の給水器の基部の周りの湿った糞尿がハエの繁殖し易い場所です。 |
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病気の家畜を収容するペンには床敷があり、特にそこはイエバエ及びサシバエの繁殖場所となります。
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