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イエバエ

サシバエ

解説

種名:サシバエStomoxys calcitrans (L.)
 

科名:イエバエ科Muscidae
 


 

サシバエ(英名:Stable fly)の成虫の大きさは、イエバエの成虫とほぼ同じですが、口器によって簡単に識別することができます。
 


イエバエ(英名:House fly)の頭部及び口器(A)、サシバエ(英名:Stable fly)の頭部及び口器(B)の図解
 

 
 

サシバエは頑丈で黒い口吻を持ち、皮膚を刺して血液を吸収します。雄も雌も吸血性です。
 


サシバエ(英名:Stable fly)の口吻部の図解
 

 
 

サシバエは、畜産施設の中またはその周辺において、かなり生息数の多い唯一の刺咬性かつ吸血性のハエです。
 

特徴的な口器の他に、サシバエはイエバエよりも腹部の幅が広く、腹部の背面には暗色斑点の市松模様があります。
 

翅の第4縦脈(M1+2)は、イエバエの翅の第4縦脈と比べると前方への湾曲は僅かです(図16C)。
 

サシバエには、胸部にイエバエ同様に、4本の縦縞の条があります。
 

サシバエは、肉牛の肥育農場、乳牛の運動場及び厩舎でしばしば大量に発生します。サシバエは日のあたる戸外を好みますが、一部は舎内に入り、繁殖します。
 

サシバエは、しばしば戸外のサイレージ、腐った乾草や床敷と混ざった堆積した糞尿を発生源としています。サシバエはまた、舎内の敷き藁を施す子牛のペンや、戸外の子牛用のハッチからも発生します。
 

サシバエは、時には鶏舎内の、こぼれた餌を含む糞尿中にも発見されます。しかし、このハエは、基本的には戸外型の衛生害虫で、戸外で活発に家畜を吸血します。
 

このハエは2~5分間の吸血で飽食となります。吸血中のハエの大部分が動物の下半身、特に肢の下方半分に多く見られます。このハエは、家畜同様に、ヒトにも攻撃します。

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ハエ防除製品
Neporex
  総合的なハエ防除はハエに対する二つの方向からの攻撃を意味し、幼虫駆除剤でハエの幼虫が成虫に発育するのを抑制し、成虫駆除剤でハエの成虫を駆除します。  
幼虫駆除剤
図16A-F
イエバエと他の汚物バエの翅の図解

16C.サシバエStomoxys calcitransの翅。第4縦脈(M1+2)が翅脈(R4+5)に向かって前方に僅かに湾曲しています。