イエバエの幼虫の外皮は、外側の単細胞から成るクチクラ層と内側の基底膜に支えられた1層の上皮組織から成り立っています。クチクラは、クチクラ上皮に覆われていて、層状構造になっています。クチクラは若齢幼虫(36時間齢)では厚さ5µm、60時間齢の幼虫では25µm、終齢(3齢)の幼虫では40µmになります。
幼虫は白色の円筒形で、後部は広くやや平らになっており、前方に向かって先細りになっています。

眼はなく、付属器官もありませんが、腹面にトゲ状の隆起物があり、移動運動を司っています。幼虫には13の節がありますが、最初の2節は部分的に融合しているので、外観上は12節になっています。
一部の内部器官がクチクラを通して透けて見えます。気門は、幼虫が呼吸器官に空気を取り込むための空気孔です。(端の広く丸まった)後部気門ははっきり観察できます。
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