また胸部には、3対の肢が付いています。それぞれの肢は基節、転節、腿節、脛節及び附節の5つの節から成り立っています。最後の節(附節)はさらに5つの部分に分かれています。
イエバエ(英名:House fly)の肢で、腿節、脛節及び5つの部分に分かれた附節、及び附節の先端部の爪及び粘着パッド(褥盤)の拡大図
附節の先端には1対の爪があり、それぞれに肉質のパッド(褥盤)が付いています。この褥盤は、袋状で細かい腺毛があり、表面が粘着性を持っているため、ハエは天井などに逆さにしがみつくことができます。
特に従来から集約的に飼育されている牛、豚及び鶏のような家畜や家禽に対して、ハエは小さくても、甚大な損害を与えることができます。