イトダニ科Uropodidaeのダニの中で、家畜や家禽の糞尿中にいる最も一般的な種はFuscuropoda vegetans (DeGeer)です。この種はわずかに楕円形をしており、色は赤褐色で厚く硬化した甲虫のような外観をしています。肢は腹部表面の凹部に引込めることができます。
Fuscuropoda vegetansはイエバエの1齢幼虫を捕食しますが、それ以上大きい幼虫を捕食することはできません。また、卵殻を貫通することができないため、卵を捕食することはできません。
ハエの幼虫以外にFuscuropoda vegetansは糞尿中の線虫及び有機物を常食とします。このダニは動きが鈍く、しばしば集団で発見されます。ライフサイクル(卵~成虫)は30~40日で、そのため個体数の増加は遅いのですが、8~12週間後に堆積糞尿中で、しばしば最も多量なダニの優占種となります。
特に後若虫期は、甲虫またはハエに付着便乗(運搬共生)し新しい場所に移動します。
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