ハエダニ科Macrochelidaeのダニ(右側の写真)は良く知られており、しばしば家畜や家禽の糞尿中に極めて多量に見られます。最も一般的に遭遇するハエダニMacrochelidsは、Macrocheles muscaedomesticae (Scopli)及びGlyptholaspis confusa (Foa)です。他のハエダニ科のM. glaber (Müller)も時々観察されます。
Glyptholaspis confusaは他のダニと比較してかなり大きく、そしてしばしば堆積した糞尿及び床敷中(子牛用ペン及び厩〈うまや〉のような)に多量に観察されます。この種は特徴的な腹部鱗板によって識別されます。

一般的な糞尿に住みつくハエダニ科Macrochelidaeの腹部鱗板。A)Macrocheles muscaedomesticae、 B)Macrocheles glaber及びC)Glyptholaspis confusaの胸骨の鱗板(上段前方)、生殖器鱗板(中央)及び腹部肛門(下段後方)。
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ハエダニ科Macrochelidaeのダニは褐色で動きが早く、ハエの卵及び1齢幼虫を捕食し、全ての種が本質的に同じ生態をもっています。
発育段階は卵、幼虫(6肢)、前若虫(8肢)、後若虫(8肢), 及び成虫(8肢)です。
雌の成虫はハエに付着便乗(運搬共生)、すなわち、ハエに(鋏角で)突き刺さり新しい場所へ移動します。
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