ハエのカビ感染は、消化管よりも先にクチクラ表皮(外皮)を通じて起こります。
カビはクチクラ表皮に侵入してから、血液リンパで増殖し、ハエを急速に死滅させます。
その後、カビはクチクラ表皮から出てきて、次世代の胞子を持つ菌糸体を形成します。
これらの胞子は風によって、または死んだハエに生きているハエが、直接、接触することによって他のハエに広がります。
カビがクチクラ表皮に侵入してからハエが死滅するまでは5~7日間かかります。
胞子が活動するには湿度の高い条件を必要としますので、例え多数のカビがハエを殺すことができたとしても、自然界のカビの個体数がハエの個体数に重大な影響を及ぼすほど増殖することは、まずありません。
カビは一年を通して生き残るために、乾燥条件に耐えられる段階、つまり胞子を形成します。その結果、環境中では休眠胞子の状態で生存しています。
|